21日(水)に松ヶ崎小中学校「株主総会」を行いました。当会では、今年度も引き続きご指導いただいている戸田先生をはじめ、多くの来賓の方や、お世話になっている地域の「株主」の皆様にお集まりいただきました。お集まりいただいた皆様から、「シン・株式会社松ヶ崎小中学校」の成果をもとに、質問やご指導をいただきました。
はじめは、小学校3・4年生の発表でした。小学校3・4年生は「松ヶ崎の宝物探し」をテーマに1年間取り組んできました。塩作りや漁師体験で初めて知ったことや自分たちで調べて学んだことを、クイズを交えて紹介しました。なぜ「宝物」という表現にしたのかという質問に対し、「松ヶ崎にとって大切なものだから」と自分たちが見つけてきた素敵な宝物をしっかりと伝えることができました。
5・6年生は、中学生と一緒に「シン株式会社松ヶ崎小中学校」の「社員」として、1年間自分たちが取り組んできたことを発表しました。2030年の松ヶ崎が「夢がもてる、叶えられる松ヶ崎」になるように、松ヶ崎の自然をイメージしたスイーツを試作したり、松ヶ崎の素敵な場所をブログで発信したり、鬼太鼓のTシャツを作ったりと、3人がそれぞれ成果を発表することができました。地域の方や来賓の方々からアドバイスも頂き、来年度の総合的な学習に向けての意欲にもつながった会になりました。
休憩を挟んで、中学生の発表が始まりました。
「株式会社松ヶ崎小学校」時代から事業を継続している「昆虫博部」。子どもプロと連携して、島留学希望家庭にツアーを敢行する「ツアー班」。地域の民泊受け入れ数を増やし、松ヶ崎に宿泊できる場所を増やそうとしている「民泊拡大プロジェクト」。地域の食に注目して、新たな付加価値を生み出そうとしている「塩班」と「柿班」。5つのプロジェクトが今年度の成果を発表し、来年度以降に向けた地域への協力の呼びかけを行いました。
どのプロジェクトも「夢がもてる・叶えられる松ヶ崎」という2030年の目標と結びつけて自分達の取り組みを紹介することができ、「株主」(地域・保護者)の皆様にも松ヶ崎の未来を思い描いていただくきっかけになったことと思います。来年度以降も引き続き、松ヶ崎の未来に向けて一人一人が取り組んでいきます。「株主」の皆様、これからもよろしくお願いいたします。