卒業証書授与式
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小中合同社会の時間に世界の貿易の仕組みを学習するための「貿易ゲーム」を行いました。
貿易ゲームを通して体験したことをもとに、持続可能な社会の実現について考えます。
貿易ゲームでは、各チームに設計図・紙・道具(コンパス、はさみ、定規など)・お金(おもちゃ)・ミッションが渡され、紙と道具を使って設計図通りに図形を作って売り、一番お金を稼いだチームが勝ちというルールです。
最初に配られる紙、道具、お金の量は班によって異なり、特別な情報を持っているチームもあります。
小中学生混合のチームでゲームを行いました。
たくさんお金を稼げたチームもあれば、稼げなかったチームもあり、製品を作る際にたくさんのゴミも出ました。
貿易ゲームで登場した物は「紙=資源、道具=技術、情報」と現実にあるものと置き換えられ、
各チームは「国」、配られた資源・技術・情報の量は各国の状況を表しています。
小学生は自分のチームは世界ではどのような国であったたかを考えました。
各国のもっている資源や技術には偏りがあることや、貧困や環境問題によって存続の危機に直面している国もあることに気がつきました。
中学生は格差の解消や環境保全など現実の世界で持続可能な社会にするための方法について意見を出し合いました。
「資源のリサイクルをする」「自然を利用した発電を行う」
「技術面でのサポートをする」「国同士が話し合う」などの意見が出ました。
授業を通して国境を越えて協力することの大切さに気づきました。
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